過去の名作映画
正月も過ぎたのですが、2024年に観てよかった映画を日記として残しておきます。
ネタバレあり!
キング・オブ・コメディ 1982年
画像引用 https://www.20thcenturystudios.jp/movies/king-of-comedy
有名な映画だけどまだ観たことがない、
そういう作品をいろいろ消化していこうと思い観た映画の一つ
主人公のルパート・パプキンが自分はコメディアンとしての才能があると信じ、
人気コメディアンのジェリーに病的なまでの売り込みを掛けていく・・・
そしてそのパプキンに引けを取らないストーカーっぷりを発揮するマーシャという女性、
この二人に追っかけまわされるジェリーさん、人気者は仕事もプライベートも大変です。
いろいろあって後半、最強の二人と化したパプキンとマーシャは、
それぞれの目的を果たすためにジェリーを誘拐。
監禁されたジェリーがマーシャと二人きりになった際は、
そのうち刺してしまうんじゃないかと思うぐらいマーシャが
縛られているジェリーに一方的に愛をぶつけてきます。
正直ホラーです!しかしジェリーさんの本当にうんざりした姿は少し笑えてすらきます。
そして美人でもストーカーは怖い!マーシャさんの暴れっぷりがそう教えてくれました。
一方パプキンは人質のジェリーを利用してあこがれの番組にゲスト出演し
彼の悲願、コメディアンとしての夢を叶えることができ・・・ました!
渾身のジョークで会場の観客に笑ってもらえたのです、おめでとうパプキン!
そしてジェリー監禁などの容疑で捕まったパプキン
これで物語は終わり・・・かと思いきやあの一夜の出来事が伝説となり
服役中ながらも人気コメディアンとして世間を賑わせていくシーンが映し出されていきます
それが現実なのか、はたまたパプキンの妄想なのか・・・
しかし、たとえそれがパプキンの妄想であったとしても彼は
あの一夜、あの瞬間だけは紛れもなく最高のコメディアンとしてそこに存在したのです!
夢に向かって一直線する人間の物語としてみると感動的!(?)
そう思うとマーシャさんは最後の最後でジェリーに逃げられたので少し残念ですね。
あと、2019年の映画ジョーカーが影響を受けたシーンなども見つけられたので
そういった発見ができるのも名作映画の良いところだと感じました。